虫歯治療

虫歯とは・・・？

歯は、人の体の中でもっとも硬い組織です。虫歯とは、虫歯の原因となる細菌がだす酸によって、歯をやわらかく溶かして壊していく疾患です。　基本的な治療は、やわらかくなった歯の部分（ここには細菌がいます）を機械で削ってキレイに取り除きます。

虫歯には段階があります

	虫歯が神経まで達してない場合（Ｃ２）、削って形を整えてからプラスチックか金属でうめて、元の形に修復します。
	虫歯が神経まで達している場合（Ｃ３）は、神経をとる処置が必要になってきます。 神経をとった歯は知覚がなくなり、栄養が行き渡らなくなります。強度も弱まり、将来、歯質がもろくなるリスクも抱えることになります。

表面上では小さな虫歯でも、深部では大きく広がっていることが多いので注意が必要です。　削る部分が大きくなるほど、歯の強度を弱めてしまうため、早いうちに治療を始めることが何より大事です。

虫歯を機械で削る場合、痛みや振動を感じることがあります。
それが苦手でなかなか治療できない方（お子様など）におすすめの方法があります。

カリソルブ

歯の象牙質の虫歯部分だけを除去する方法です。虫歯部分に液体を塗布し、専用のインスツルメント（器具）を用い、手指で除去します。

利点

痛みの少ない治療が可能→振動がありません。

静かな治療が可能→キーンというような音がせず、音による恐怖を与えません。

健全歯質の保存→カリソルブは虫歯の部分にのみ作用するので、健康な部分を不必要に除去する必要がありません。

欠点

歯の神経まで達している虫歯など、適応とならない歯もあります。