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2019年11月10日
10月20日、福岡県歯科医師会館で行われた「お口のサポート講習会」に参加してきました。
前回のブログの記事と続けて書いているので
良ければそちらにも目を通してみてくださいね。
(前の記事) 障がい者(児)歯科医療講習会
この日貴重なお話を聞かせてくださったのは、
医療法人ゆうの森理事長 たんぽぽクリニックの永井康徳先生です。
さて突然ですが、皆さんは人生の最期をどのように迎えたいですか?
さて突然ですが、皆さんは人生の最期をどのように迎えたいですか?
具体的には考えられませんでしたが、
頭の中には病院の病室が思い浮かびました。
え?今の高度な医療で少しでも長く生きられるように治療してるんじゃないの?それが当然じゃないの?という考えです。
実際に日本の病院での看取り率は約8割にもなるそうです。
「最期は病院で迎えるもの」と、私と同じように考える人は多いようですね…
先生がお話してくださったのは、
これからの医療は「治す医療」から「支える医療」へ。
亡くなるまで治し続ける最期でいいのか?という話です。
最期は病院よりも思い出のつまった住み慣れた自宅で迎えたくないですか?
そのために必要なのは「死」を受け入れ、
人は生まれたら亡くなるのが当然のことだと理解すること。
あくまで病院や医療者は
死に向き合い、より良く生きることを支援する立場であって
点滴をつないで無理な延命治療を行うところではないのだな、と思いました。
実際に先生が看取られた患者様の亡くなる前の姿を動画で見せていただきましたが、
食べたり、お酒を飲んだり、歌を歌ったり…
どの患者さんも自分の好きなことをして
自分らしい最期を迎えているように思いました。
「治す医療」として発展した今の日本の医療に、
死を受け入れるという考え方の理解が深まれば
最期まで笑顔で、自分らしく迎えられる方が増えると思いました。
歯科医院で命に関わる…ということは少ないですが
私も一医療者として、より良く生きるためのサポートができる一人でありたいと思いました。
勉強会が終わってから後日打ち上げで、
スタッフ全員で焼き肉を食べに行きました!
実は山之内歯科の食事会は焼き肉率がかなり高いんです…。
みんなお肉大好きですね~…。次はどんなお店に行けるかな~。笑
長くなりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました☆