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障がい者(児)歯科医療講習会

2019年11月10日

お久しぶりの更新です!

10月19日、20日に福岡県歯科医師会館で行われた勉強会に参加してきました。

 

初日の19日は障がい者(児)歯科医療講習会でした。

 

前半は、久留米市で障がい者専門の歯科治療をしていらっしゃる

べっぷ歯科医院の別府孝洋先生による障がい者の診療の話。

どういう心をもって患者様に接するようにするのか、

気を付けるべきことや実際の症例など勉強になることばかりでした。

 

後半は福岡市東区第1障がい者基幹相談支援センター長の池田顕吾さんに

障がいのある方を地域で支えるための取り組みやサービスについてのお話でした。

身近に接する機会がなかなかないので、どんな仕組みでどのように

障がいのある方を支えているのか、どんな機関があるのかすら

知らないのが正直なところでしたが、この機会に知ることができてよかったと思いました。

 

どちらの公演も大変ためになる貴重なお話でしたが

特に私の心に残っているのが別府先生の「障がい者にとっての歯科診療は社会へ自立するための教材のひとつ」という話です。

 

歯科衛生士として働いていると

どうしても「歯医者」という空間の中でのゴールを

無意識のうちに勝手に決めて、治療を最後まで終えられるように…と思っていましたが

障がい者の方が社会で自立していくためのツールとして

その方のこれからの人生を支えるサポートになり得るのかと思うと

大変やりがいのある仕事だなあ…と感じると同時に

自分の一言が、行動が、人生を左右してしまうかもしれないと思うと

もっともっと気を引き締めて診療にあたっていきたいと感じました。

 

なかなか障がい者(児)についての勉強会に参加することが今までなかったので

今回参加してみてよかったと思いました。

 

少し長くなったので20日の勉強会については次の記事に書きますね☆

(次の記事) お口のサポート講習会